尾道正家 | 三原正家

天平時代から千三百年続く尾道の旧家 其阿彌家 三原派の刀匠や刀鍛冶の歴史的資料を公開しています。 平成13年(2001年)8月15日15:45開設

六代正家と尾道

-其阿弥の法名を賜ってから700年-こう

 常祥寺は、ぎょうしんきょうしょうにんの開基と伝えられる時宗寺院です。
 三原鍛冶の祖とうた われた備後鍛冶六代正家が、正和2年(1313年)4月15日に真教上人から其阿弥の法名を たまわったのがこの辺りとされています。しかし、その後、六代正家の後裔と常称寺とは関係がなくなっていきました。
 現在の常称寺の面積は、鉄道、道路などの建設によりかつての数分の1になっています。

-住所 尾道市西久保町-

正和2年(1313年)4月15日、時宗の二祖真教上人が尾道にとどまって念仏弘通につとめている際、霊夢に感じてその地に繁茂していた榧【かや】の大木をもって一堂を建立しました。これが、常称寺です。