尾道正家 | 三原正家

天平時代から千三百年続く尾道の旧家 其阿彌家 三原派の刀匠や刀鍛冶の歴史的資料を公開しています。 平成13年(2001年)8月15日15:45開設

国の重要文化財 ―昭和30年6月22日指定―

太刀金象嵌銘 おおはら

二ツ筒/浅野紀伊守拝領/本阿弥光徳(花押)が大三原と極み、埋忠寿斎が象眼/

豊臣家は、秀吉の逝去後四十九日を経た十二月下旬、伏見の前田利家邸に
諸大名を集められ、盛大に形見の刀分けをしました。
この太刀は、その席で浅野紀伊守幸長が賜ったと伝えられています。

備後三原派 古三原 無銘(伝 正廣)
[南北朝時代の作品]


文化庁のホームページ「国指定文化財等データベース」
http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/index_pc.html
こちらで、名称を「太刀」、都道府県を「東京都」で検索

紀伊藩(和歌山県)の初代藩主浅野幸長の家督を継いだニ代藩主浅野長晟は、元和5年(1619年)、安芸一国と尾道を含む御調郡など備後八郡合わせて42万6500石の初代芸州藩主として広島に入りました。