尾道正家 | 三原正家

天平時代から千三百年続く尾道の旧家 其阿彌家 三原派の刀匠や刀鍛冶の歴史的資料を公開しています。 平成13年(2001年)8月15日15:45開設

日本刀大和伝三原派、鐔工たんこう其阿弥派ごあみはの主な企画展

8.日本刀の美大山住宗重と広島ゆかりの刀剣

会期 令和6年(2024年)10月15日(火)~ 12月1日(日)
会場 東広島市立美術館
主催 東広島市立美術館、中国新聞社
内容 鎌倉時代から江戸時代までの広島(安芸国と備後国)ゆかりの刀工による刀剣並びに鐔をはじめとする刀装具などをあわせて紹介し、日本刀の繊細で力強く、華やかな美の世界に迫る。
展示品
  • 刀 金象嵌銘:正家 鎌倉時代後期 重要美術品
  • 刀 銘:備州住正廣 南北朝時代
  • 太刀 銘:備州住兼安 南北朝時代 応安年間
  • 短刀 銘:備後國住一乗作/應永十八年八月日 応永18(1411)年
  • 太刀 銘:備州草土住一乗盛家 一乗盛行作/長禄三年八月吉日 長禄3(1459)年
  • 短刀 銘:備後國鞆住貞家 室町時代 文明年間
  • 刀 銘:備後國三原住人 藤原貝太郎右衛門正奥作 天正十三年乙酉二月吉日/
    備後國吉田郡住人藤原楢崎彦左衛門尉 次男又次郎景友重宝也君者万歳 天正13(1585)年
  • 短刀 銘:備州住重正作/左藤弥八郎代五百〆 天文十二年八月日 天文12(1543)年
  • 冠に琵琶鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代
  • 雲形雷紋鐔 銘:其阿弥正芳作 江戸時代
  • 月下梅下図鐔 銘:備州住正則 江戸時代中期 ほか

7.特別展「鞆鍛冶~船釘・錨の日本一~」

会期 令和3年(2021年)10月15日(金)~ 11月28日(日)
会場 福山市鞆の浦歴史民俗資料館
主催 福山市鞆の浦歴史民俗資料館・福山市鞆の浦歴史民俗資料館活動推進協議会
福山市
内容 (1) 潮待ちの港、鞆鍛冶のおこり
(2) 鞆の津・鉄の光(刀剣)
(3) 福山城「鉄板張」の謎に迫る
(4) 船鍛冶の隆盛
(5) 鞆鍛冶の伝統・文化
展示品
  • 短刀 銘:備後国鞆住貞家 室町時代
  • 短刀 銘:貞家 室町時代 太宰府天満宮への奉納刀
  • 槍 銘:備州鞆住家次作 室町時代
  • 脇差 銘:家次 室町時代 ほか

6.「備後:尾道の刀を中心に」

会期 令和3年(2021年)4月24日(土)~ 令和3年(2021年)5月23日(日)
会場 おのみち歴史博物館
主催 尾道市文化振興課
内容 室町時代に尾道などで活躍した刀鍛治が作った刀など、7点が展示されます。
又、それぞれに解説文が詳しく添えられていて、刀の名前や刀工の名前、そして、尾道の刀鍛治が「どのように生まれたのか?」などが分かります。
展示品
  • 脇差 銘:備州尾道住五阿弥貞信 明應九年八月
  • 脇差 銘:備州尾道住五阿弥貞信 明應九年二月
  • 短刀 銘:備州住重光 応安七年十二月日 ほか

5.尾道商業会議所記念館第33回企画展示「尾道刀工伝 ~其阿弥と辰房~」

会期 平成29年(2017年)11月10日(金)~平成30年(2018年)2月28日(水)
会場 尾道商業会議所記念館
主催 尾道市産業部商工課
内容 職人のまちとしての歴史を秘める尾道にあって、その名を知られた存在が刀工、刀鍛冶の職人たちです。
本展示では、其阿弥と辰房からなる尾道刀工の存在から、職人のまち尾道の歴史の一端をご紹介します。
展示品
  • 刀 銘:備州尾道住人其阿弥長行作 室町時代
  • 刀 銘:備州尾道住重光 応永廿一年八月日
  • 短刀 銘:備州住辰房實重 室町時代 ほか

4.中国放送開局65周年 特別展 ヱヴァンゲリヲンと日本刀展

会期 平成29年(2017年)9月30 日(土)~12 月3日(日)
会場 ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)
主催 ヱヴァンゲリヲンと日本刀展福山展実行委員会(広島県立歴史博物館、株式会社テレビせとうち、株式会社中国放送)、一般社団法人全日本刀匠会事業部
内容 我が国を代表するアニメの一つ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」のキャラクターたちを通して、我が国伝統工芸を代表する「日本刀」の魅力を紹介し、我が国の文化に対する県民の理解と認識を深める。
福山会場
独自の展示品
特設コーナー「ふるさとの刀匠・法華一乗 ・・・備後刀の歴史と美・・
  • 太刀 銘:正廣作 南北朝時代末期~室町時代
  • 脇差 銘:備州三原住正則(裏)明徳元年八月日 明徳元年(1390年)
  • 刀 銘:備州三原住貝正近(裏)大永六年二月日 大永6年(1526年)
  • 脇差 銘:備後国住辰房正廣作 室町時代末期
  • 刀 銘:備州尾道住五阿弥貞信(裏)明応八年二月日 明応8年(1499年)
  • 短刀 銘:備州住重正作(裏)左藤弥八郎代五百貫天文十二年八月日 天文12年(1543年)
  • 刀 銘:備州福山住大和守藤原正氏作 江戸時代初期
  • 脇差 銘:備州三原住大和守正氏作 江戸時代初期
  • 太刀 銘:備州住兼安 南北朝時代
  • 刀 銘:一(法華派) 南北朝時代
  • 短刀 銘:備後国住一乗作(裏)応永十八年八月日 応永18年(1411年)
  • 小太刀 銘:一乗作 室町時代初期
  • 短刀 銘:一乗盛家(裏)永享二年七月日 永享2年(1430年)
  • 脇差 銘:実家(裏)一乗作 室町時代初期
  • 槍 銘:備州鞆住家次作 室町時代初期~中期
  • 短刀 銘:備後国鞆住貞家 室町時代中期 ほか

3.広島城企画展「備後と安芸の刀と鐔 -鎌倉から現代まで-

会期 平成24年(2012年)9月15日(土)~ 10月21日(日)
会場 広島城
主催 財団法人広島市未来都市創造財団 広島城・日本美術刀剣保存協会広島県支部
内容 広島県の鎌倉時代から現代までの刀を安芸の国と備後の国に分けて時系列的に紹介する。また刀の美を演出するとともにそれ自体が美術品でもある鐔も合わせて展示し、広島の日本刀の世界の魅力や歴史にふれてもらう。
展示品
  • 刀 銘:無名(古三原)南北朝時代
  • 太刀 銘:備州住正廣 南北朝時代
  • 太刀 銘:正廣作 南北朝時代末期から室町時代
  • 太刀 銘:備州住兼安 南北朝時代
  • 脇指 銘:備州住重安 南北朝時代
  • 脇指 銘:備州三原住正則 南北朝時代
  • 小太刀 銘:一乗作 室町時代初期
  • 短刀 銘:一乗盛家 南北朝時代
  • 槍 銘:備州鞆住家次作 室町時代初期から中期
  • 短刀 銘:備州住重正作 室町時代
  • 刀 銘:備州尾道住辰房重則作 永生四年八月日 南北朝時代末期
  • 刀 銘:備州三原住正奥作 永禄二年八月日 室町時代末期
  • 刀 銘:備州三原住正家作 室町時代末期
  • 刀 銘:備州福山住大和守藤原正氏作 江戸時代初期
  • 刀 銘:備後国住正則作 江戸時代末期
  • 脇指 銘:備州三原住人正重作 室町時代末期
  • 雲形雷紋鐔 銘:其阿弥正芳作 江戸時代
  • 松露草屋図透鐔 銘:其阿弥正家作 江戸時代
  • 霊芝図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代
  • 冠に琵琶図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代
  • 菊花図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代
  • 梅図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代
  • 幾何学模様図鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代
  • 蕪透鐔 銘:其阿弥 江戸時代
  • 風景の図鐔 銘:其阿弥 江戸時代
  • 陰陽の団扇鐔 銘:其阿弥 ほか

2.広島県立歴史博物館秋の企画展 芸備の刀剣 -刀剣をめぐる文化史-

会期 平成18年(2006年)10月13日(金)~11月19日(日)
会場 広島県立歴史博物館
内容 日本刀といえば、「相州正宗」(現在の神奈川県)・「備前長船」(現在の岡山県)が名刀として有名ですが、芸備地方(現在の広島県)においても鎌倉時代末期から刀づくりが行なわれていたことが知られています。この企画展では、中国山地で産出する良質の砂鉄を原料に、芸備地方で作られた刀剣の歴史と、その時代背景を明らかにします。また、刀剣にかかわった刀匠・鑑定家・剣術師範の世界を、関係する資料によって紹介します。
展示品
  • 短刀 銘:備州住正家作 康安元年八月日 南北朝時代
  • 短刀 銘:備後国住正広 南北朝時代
  • 太刀 銘:備州住正広 南北朝時代
  • 太刀 銘:備後国三原住正興作 天文二年八月日 広島県重要文化財
  • 刀 銘:備州三原住貝正近作 天正三年二月日 広島県重要文化財
  • 脇差 銘:備州三原住貝正近作 永禄二年八月日
  • 刀 銘:備後国三原住人藤原貝正興作 永禄二年八月吉日
  • 短刀 銘:備後三原住正行作 天正十一年八月吉日
  • 脇差 銘:一乗 号 古狐丸
  • 刀 銘:備州尾道住五阿弥貞信 明応八年二月日
  • 刀 銘:備州尾道住其阿弥長行作 尾道市重要文化財
  • 短刀 銘:備州尾道五阿弥長行作 天文二十一年二月日
  • 刀 銘:備州尾道住重光 応永廿一年八月日
  • 刀 銘:備州尾道住辰房重則作 永正四年八月日 赤羽刀
  • 毛抜形太刀 銘:備州尾道五阿弥長行 天文廿四年六月吉日 国の重要文化財
  • 毛抜形太刀 銘:備州尾道五阿弥長行 天文廿四年六月吉日 国の重要文化財
  • 毛抜形太刀 銘:正光 国の重要文化財
  • 毛抜形太刀 銘:正光 国の重要文化財
  • 大太刀 銘:備後国住人行吉作 国の重要文化財
  • 刀 銘:備後国三原住平正作 赤羽刀 ほか

平成13年(2001年)8月15日「正家」の公式サイトを立ち上げる。

1.「広島ゆかりの武具甲冑展」

会期 平成6年(1994年)10月1日~23日
会場 広島城
主催 財団法人 広島市歴史科学教育事業団広島城
内容 広島に所縁がある甲冑・兜・刀・刀装具・印籠など、135点が展示され、藩主家ゆかりの物としては、お抱えの刀鍛冶・金工師による刀・刀装具の展示をします。
展示品
  • 太刀 銘:正家作 南北朝時代 14世紀 重要刀剣
  • 脇指 銘:備州住正家作 貞治二年二月日 南北朝時代 14世紀 重要刀剣
  • 太刀 銘:備州住正広作 応永六年十月日 室町時代 15世紀 重要刀剣
  • 束熨斗透鐔 銘:其阿弥貝正命 江戸時代 18世紀
  • 立枝菊図透鐔 銘:其阿弥 江戸時代 18世紀
  • 菊花図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代 18世紀
  • 菅原図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代 18世紀
  • 結雁金図透鐔 銘:其阿弥 江戸時代 18世紀
  • 蕪図透鐔 銘:其阿弥 江戸時代 18世紀
  • 松樹茅葺家図透鐔 銘:其阿弥正家作 江戸時代 18世紀
  • 月兎図透鐔 銘:其阿弥正比作 江戸時代 19世紀
  • 沢潟図透鐔 銘:其阿弥正芳作 江戸時代 19世紀 ほか
重要刀剣とは、公益財団法人日本美術刀剣保存協会が評価して分類する鑑定区分で、下から「保存刀剣」「特別保存刀剣」「重要刀剣」
「特別重要刀剣」があります。「特別重要刀剣」が、国指定の「重要文化財」レベルになるようです。

-平成元年(1989年)-

編集:其阿彌秀文 令和4年(2022年)12月1日~