懐宝剣尺
寛政九年(1797年)秋、鑑定家として評価の高い 肥前唐津藩士
内容は、戦国時代(1467年の応仁の乱から始まる)より伝わる風聞などから、古今東西2万4千工といわれる刀工の中 から、山田自身の試し斬りの経験で特に斬れ味のよい181人の刀工を抽出し、さらにそれを「最上大業物・大業物・良業 物・業物」の四段階(業物位列)に分けたのが下の通りです。
読売新聞オンライン
鍋島家の御用刀工「忠吉」の18振りを一挙公開
最上大業物
十三工
古刀
三原正家(四代) ※備後鍛冶六代正家を、三原正家(初代)とした場合
通称:応永の正家
●備前長船秀光、美濃兼元(初代・二代)、備前長船元重
新刀
●長曾禰興里〔虎徹〕、多々良長幸、肥前忠吉(初代)、陸奥守忠吉、津田助広(初代)、仙台国包(初代)、長曾禰興正、三善長道(初代)