正家 | 尾道刀工伝 公式ウェブサイト

菅原図透鐔

銘 其阿弥正比 作

この鐔の題材は、近松門左衛門の「天神記」に新趣向を入れて脚色し、三大浄瑠璃の一つに数えられる『菅原伝授手習鑑』という作品です。『菅原伝授手習鑑』は、菅原道真が九州大宰府に流された史実をテーマにしていますが、そこに架空の三つ子の兄弟(松王丸=松、梅王丸=梅、桜丸=桜に擬える)を登場させ、さらには彼らの親、妻、子をからめることによってさまざまな肉親の情を描いている物語です。