尾道正家 | 三原正家

天平時代から千三百年続く尾道の旧家 其阿彌家 三原派の刀匠や刀鍛冶の歴史的資料を公開しています。 平成13年(2001年)8月15日15:45開設

太閤御座之間~尾道本陣間取図~ 太閤秀吉公、文禄元年三月朝鮮征伐の時、肥前名護屋へ御下向ありて同年七月下旬大坂に御帰陣の折、尾道の笠岡屋二代小川又左衛門邸の本陣上段御座の間に、御滞座あり 上段、上々段の障壁画は、狩野永徳の画のよし 此時、千光寺山麓の柳水井の水を茶の湯の水として、秀吉公に差上しと云 太閤ゆかりのお茶の水とは、この名水のことなり 文化十四年の大火により、本陣、御座之間ともに焼失す
文化13年(1816年)の記録によると、当時の尾道本陣には秀吉が休んだ八畳の座敷〝御座の間〟があり、その張り付けは狩野永徳の絵であったと伝えられています。